第23回こども発見隊「夏休み!親子で調べよう日野用水」(第118弾)を開催しました。
令和7(2025)年7月19日(土)午前9時から11時までの2時間、新東光寺地区センター前の日野用水で「夏休み!親子で調べよう日野用水」を開催しました。このところの暑さ対策でスタートをいつもより30分早めてみました。
昨日ようやく梅雨が明け、子どもたちにとっては夏休み初日。思ったより暑くもなく、時折多摩川からの涼しい風も吹く絶好の日よりのなか、楽しい生き物観察となったようです。
参加者は小学1年生3名、2年生1名、3年生1名、4年生1名、計6名と保護者6名、見学者2名(自然観察指導員、図書館協議会委員)、日野宿発見隊8名(内事務局1名) 総勢22名。
いつもより参加者が少なかったものの、自然大好き少年少女が多く、開始早々大きなザリガニを見つけたのを皮切りに、お腹がオレンジ色のカワムツ、愛嬌のあるカマツカ、オイカワ、コイ、スジエビ、カワニナ、ヤゴなどを見つけました。そして、今年もやはり特定外来種のブラックバス2匹を捕まえました。
今年はザリガニがいつもより多かったでしょうか。初めてにしてはいとも簡単にザリガニをつかんでしまう子やブラックバスを平気でつかんでしまう子がいたりと頼もしい限り。
1時間ほど用水の生き物探しに挑んだあと、親子で見つけた生き物を桜の木陰にもちより、井上カメラマンから生き物の特徴などの説明を聞き、その後、とった生き物を用水に放しました。
それから地区センターにあがって、アイスキャンディーと飲み物で涼をとったあと、『ハグロトンボ』という本の読み聞かせをしてもらった子どもたちには、日野宿発見隊の特製缶バッジのプレゼントがありました。
参加して下さった皆さん、本当にお疲れ様でした。
気候変動で亜熱帯化する日本列島、日野宿発見隊の取り組んできたこうしたイベント開催にも少なからず影響を及ぼしてきています。これからも子どもたちが自然とともに豊かに育めるように、どうか、ひとりでも多く自然と共生しようと心がける人たちが増えることを祈らずにはいられません。













