日野一中の生徒たちと用水清掃を行いました。<番外編>

令和4(2022)年7月14日(木)  日野第一中学校と日野宿発見隊による用水清掃を実施しました。
日野宿発見隊では平成26(2014)年9月から生徒有志の皆さんとともに、学校敷地内や校舎周辺を流れる日野用水(下堰)を清掃してきました。しかし、コロナ禍を受け、令和2・3年は中止。実に3年ぶりの実施です。

今回、参加してくれたのは40名程の生徒たち。作業の始めに用水に入った経験がある人を尋ねてみたところ2、3名しかおらず驚きました。そのためもあるのか、作業開始直後は皆おそるおそる用水に入るといった様子でしたが、それも時間の問題。雨が降る中、一時間ほど川床にびっしりと生えている水草や護岸に生えている雑草を、友達同士声を掛け合い、一所懸命、除草してくれました。

江戸時代より、「多摩の米蔵」と呼ばれた米どころの日野ですが、近年の農地の宅地開発により、用水路を見ても、子どもたちの目には、田んぼやその歴史背景までは結びつかなくなってきているように思います。もしかしたら私たち大人も同様かもしれません。日野用水は戦国末期、永禄10(1567)年に開削されて以来約450年、多摩川の水を届け続けています。農業用水として使われることが減った一方で、日野市民の憩いの場として親しまれています。

私自身、通勤の際、日野用水沿いを毎日のように通りますが、水路でカルガモやサギ、カワセミに遭遇したり、じっくり川底を見るとオイカワなどの小魚が泳いでいる姿を見かけると、それだけで心が和みます。仲田の森蚕糸公園や黒川清流公園など、水辺の公園は夏場の日中でも涼しく快適です。一方で、空き缶やペットボトルなどのゴミが目に入ると、とても心が痛みます。外来種の植物や生きものの増加も年々目に留まることが多くなったように感じます。これも最近、もっばら叫ばれる「SDGs」を考える立派な機会ではないでしょうか。

スマホやパソコン、タブレットで何でも情報を得ることができる時代ですが、まずは身の回りの環境を足掛かりに、歴史、文化、環境、生態系などを学び考える「ひのっ子」であってほしいです。

緑と清流課、ひの児童館の職員の皆さんも参加して下さいました。ご協力いただき誠にありがとうございました。(K)

校舎の西側
下流側
公民館裏
回収された雑草やゴミ
公民館裏