【終了】まち歩き会「旧甲州街道日野の渡しと旧家を訪ねて」(第11弾)

開催日平成18(2008)年3月29日(土) 午前9時から12時30分
コース日野図書館 → 東の地蔵 → 馬頭観音 → 滝瀬家 → 岩沢家 → コレラ庚申塔 → 土方家 → 旧大手橋共同製粉所 → 万願寺の一里塚 → 万願寺渡 → 日野図書館
講 師加地勝さん(日野の歴史と民俗の会、日野宿発見隊) 井上博司氏(写真家、日野宿発見隊)
特別講師清野氏(文化スポーツ課学芸員)

東の地蔵 かつてここに西明寺があったが現在は普門寺に移設されている。

馬頭観音

馬頭観音(下河原)
馬頭観音(下河原)

旧家滝瀬家の奥様からお話しを伺う。屋敷を囲むようにして建つ蔵の周りには、かつて使われていた農耕具やつい最近まで使われていたという五右衛門風呂など興味をそそられるものばかり。

滝瀬さんのお話をうかがう
滝瀬さんのお話をうかがう
五右衛門風呂「ちょっと前まで使ってましたよ」と滝瀬さん
五右衛門風呂「ちょっと前まで使ってましたよ」と滝瀬さん
腰掛のついた2輪車
腰掛のついた2輪車

この風呂のかまどに使われていた煉瓦がもしや日野煉瓦ではとの声が上がったが、学芸員の清野氏より別物であるとの説明を受け、ちょっぴり残念な気腰掛のついた2輪車分になった隊員たち。

「戦時中この地区では米軍の爆撃による被害があったんです」と話す岩沢さん。岩沢さんも平成22年に亡くなられてしまいました。
「戦時中この地区では米軍の爆撃による被害があったんです」と話す岩沢さん。岩沢さんも平成22年に亡くなられてしまいました。
屋敷の裏には用水が流れる。用水は生活の一部だった。
屋敷の裏には用水が流れる。用水は生活の一部だった。
紅の桃の花白い梅の花がここちよい。
紅の桃の花白い梅の花がここちよい。

万延元年建立のコレラ庚申塔。区画整理事業が進むなか居場所がまだおちつかないといった様子。  

「大手は日野の万願寺」で有名な大手橋近くの共同製粉所。かつては粉ひきの順番待ちができるくらいフル稼働していたとか。
「王手(大手)は日野の万願寺」で有名な大手橋近くの共同製粉所。かつては粉ひきの順番待ちができるくらいフル稼働していたとか。
用水の側で見た仲のよさそうなカモのつがい 
用水の側で見た仲のよさそうなカモのつがい 
万願寺の一里塚 特別に登らせていただき感激!
万願寺の一里塚 特別に登らせていただき感激!

この後、多摩川の土手に出て、旧万願寺の渡しを見学し、一路日野図書館に向かって進み、特養老人ホーム「カトレア」近くの「波除稲荷」を塀越しに見学の後、日野図書館に帰着。

花粉症を患っている参加者にとっては少々きつい行程だったかも知れませんが、お天気にも恵まれ春の日の心地より一日となったようです。

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