まち歩き会「下ノ宿尻から日野の渡しへ」

令和5(2023)年11月8日(水)、秋晴れの中、まち歩き会を実施しました。今回は、日野宿発見隊内の勉強会として日野宿発見隊から4名、その他5名の計10名が参加。下町下河原にお住いの鈴木邦夫隊員が案内人となって日野図書館前の甲州街道の下ノ宿尻(宿場の東端)から北に歩いて日野の渡しまでのおおよそ700mの短い距離を3時間かけてじっくりと探索しまた。見学のポイントはおおよそ以下の通りです。

・日野宿を流れた水路の流れとその地形
・下ノ宿 宿尻の位置
・古文書に記録される伊能忠則の測量
・空襲にあった下町下河原と防空壕
・移転を繰り返す福地蔵
・用水路にかかる13本の橋
・スポーツ公園から発掘された中世の板碑
・昔の地名と施設名、電柱等に残るその痕跡
・日野の渡し

福地蔵では、昔、参加者の中から「おこもりさま」(お地蔵様を自宅にお迎えし一晩接待する)のためにリヤカーで重たい福地蔵を自宅まで運んだという思い出話も飛び出しました。残念ながら、この慣習はすでに途絶えているので、記録すべき大変貴重なお話だったと思います。

鈴木案内人の熱心な古文書・史料研究と、地域の方々からの聞き取り調査によって実現できた今回のまち歩き会。知れば知るほど謎が深まる郷土の歴史をもう一度学びたくなりました。(Y.I記)

有山家蔵
福地蔵
日野の渡し