絵本『ひのっ子日野宿発見』刊行(2011年1月)

平成23(2011)年1月末、独立行政法人国立青少年教育振興機構による「平成22年度地域ぐるみの子ども読書 活動推進事業」の委託を受け、地域の小学校、中学校、PTA、商店会など多くの方々のご協力を得て、絵本『ひのっ子日野宿発見』を刊行しました。

絵本『ひのっ子日野宿発見』 表紙B5判
絵本『ひのっ子日野宿発見』 表紙B5判
絵本『ひのっ子日野宿発見』 東光寺の安産薬師
絵本『ひのっ子日野宿発見』 東光寺の安産薬師

絵を栄町在住の広田美穂さん、文章を谷仲山在住のおおぎやなぎちかさん、構成を大坂上在
住の井上博司さんが担当されました。

広田さん(左) おおぎやなぎさん(右)
広田さん(左) おおぎやなぎさん(右)

制作にあたっては、日野第一小学校、東光寺小学校、仲田小学校、日野第一中学校の教職員及びPTAの役員の方々、商店会、自治会、郷土資料館職員などの方々のご意見をお聞きしながら、粘り強く討議を重ねここに上梓したものです。

なお、内容の検討を進めるなかで、子どもたちの参加をえて、「日野宿子ども発見隊」を組織し「まちを調べよう!パート1パート2」などの取り組みや、学校に出向いてお地蔵さんの話をさせてもらうなど、子どもたちの素直な感想や反応を見させてもらう機会を持ちました。

ですから、この絵本を制作するにあたって子どもたちの存在は本当に大きなものでした。
広田さんもおおぎやなぎさんも、子どもたちにとってわかりやすく、かつ心に残るような絵本、手にとってまちのなかに出たくなるような絵本を作りたいとの思いで、実に精力的に取り組んでくださいました。
おかげで、制作に関わった人たちの願いが十分生かされた絵本になったのではないかと思います。

私たちのその思いが伝わったのでしょうか、子どもたちもこの絵本の完成をたいへん喜んでくれています。
また、刊行報告会には130人近い方々が出席されました。子どもたちばかりでなく、地域の人たちにとっても地元の歴史を知るための貴重な1冊として心から歓迎してくださったようです。

関係者の皆さん本当にお疲れ様でした。心より御礼申し上げます。
事務局より

なお、WEB版も公開中です。
絵本を読んで、もっと知りたいと思った子どもたちや、大人の方たちにも利用してもらえる内容です。どうぞご期待ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

16 − four =